子供に日焼け止めは必要?安全性とリスクを考えよう

暑くなってきましたね!今年も子供とたくさん、外遊びがしたいですね。
日光浴は健康に良いとされていますが、同時に紫外線による皮膚へのダメージも懸念されます。では、どのくらいの時間日光に浴びる必要があるのでしょうか?
特に子供の肌はデリケートであり、適切なケアが必要です。
今回は、子供の日焼け止めの必要性、安全性、リスクについて詳しく調べてみました!

目次

子供に日焼け止めは必要か?

子供に日焼け止めが必要な理由

日焼け止めは、子供の肌を有害な紫外線(UV)から守るために必要です。子供の皮膚は大人よりも薄く、紫外線の影響を受けやすいのです。皮膚がUVに当たりすぎると、以下のようなリスクが考えられます。

  • 皮膚がんのリスク:幼少期に過度に紫外線を浴びると、将来皮膚がんになるリスクが高まります。
  • 肌のダメージ:日焼けは皮膚細胞を傷つけ、シミやシワを作り、そばかすを濃くする原因となります。また、早期の皮膚老化を引き起こすことがあります。

日光は浴びた方がいい?

日光のメリット

日光浴はビタミンDの生成に不可欠です。ビタミンDは骨の健康を保つために重要であり、免疫力の向上にも寄与します。また、適度な日光浴は気分を良くし、うつ症状の軽減にも効果があると言われています。

しかし、長時間の日光曝露はリスクが伴います。では、どれくらいの日光を浴びると良いのでしょうか?

日光にあたるのに適切な時間とは?

国立環境研究所の研究*によると

  • 春・夏:午前10時から午後3時の間に10〜30分程度
  • 秋・冬:午前10時から午後3時の間に30分程度

とされています。それ以上の時間外出する場合は、日焼け止めを使用するのが望ましいです。

ただし、地域や気候によって日光の強さが異なるため、あくまで目安としてください。長時間の日光浴は避け、特に紫外線が強い時間帯は直射日光を避けるようにするようにしましょう。

日差しの強い夏はたったの10分でいいんだね!

(*https://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/79/02-03.html

日焼け止めの選び方と塗り方

日焼け止めの選び方

日焼け止めには様々な種類があります。以下のことに注意して選んでください。

  • SPF:UVBから肌を守ります。SPF30以上を選びましょう。
  • PA:UVAから肌を守ります。PA++以上の日焼け止めを選びましょう。

UVBは、肌の表面に影響し、肌を赤く変化させ、黒くします。
UBAは、肌のより深いところまで届き、シワやシミの原因となります。

SPF30でも紫外線カット率は96.6%です!SPFが高すぎると、紫外線をブロックする物質が多く含まれていて、お肌に負担をかけることも。子供ならSPF30で良いかもしれません。

覚え方は、PAAがつくからUVA

日焼け止めの塗り方

日焼け止めを効果的に使用するためには、きちんと塗る、塗り直す!が鉄則です。
なんと日焼け止めの持続時間はたったの2−3時間です。

  • 適量を使用する:肌がしっかりと覆われる量を使います。顔には500円玉大くらい(大人の顔です)。
  • 塗り直し:少なくとも2時間ごと、または汗をかいたり泳いだりした後に塗り直す必要があります。
  • 30分前に塗布:外出する30分前に日焼け止めを塗ることで、肌に十分に浸透させます。

おすすめのタイプ

日焼け止めにはいくつかのタイプがあります。

  1. クリーム:均一に塗りやすく、保湿効果も期待できるため、乾燥肌の子供に特に適しています。肌への密着度は一番高いです。ベタつく感じがあり、嫌がるお子さんも多いと思います。
  2. ジェル:こちらも塗りやすく、保湿効果も期待できます。使用感もサラッとしていますね。
  3. スプレー:手軽に使えますが、吸入リスクがあるため、顔に直接スプレーしないように注意が必要です。アルコールが含まれているものがあるので、アルコールフリーを選びましょう。

どのタイプも、同等の強さであれば効果は変わりません。
ただし、クリームタイプのような、こっくりしたものは肌への密着度が高く、紫外線カット効果が強いでしょう。
スプレータイプだと塗りむらが出たりすることで、クリームやジェルよりもUVカット効果が弱くなっている可能性があります。

まとめると、使いやすいのはスプレータイプですが、UVカット効果が最も高いのは重めのクリームタイプです

大人も子供も、お出かけ前にしっかり塗る
そしてこまめに塗り直す!これが最も大切です。

お出かけ前のバタバタしているときには、サッと塗りたいですよね!
でもしっかり塗りたい、やはりクリームタイプが一番です。

お出かけ中は暴れる子供に日焼け止めの塗り直しは無理!
そんな方は、スプレータイプで塗り直しをするのが良いでしょう。

  • お出かけ前にしっかりクリームタイプ+塗り直しはスプレータイプを活用!

日焼け止めの安全性とリスク

日焼け止めの安全性

近年、日焼け止めの成分に関する安全性が議論されています。特に、オキシベンゾンやオクトクリレンなどの化学成分が環境や健康に影響を与える可能性が指摘されています。しかし、多くの日焼け止めは安全に使用できるよう規制されています。

日焼け止めを使用するリスク

一部の子供は日焼け止めの成分にアレルギーを起こすことがあります。初めて使う際はパッチテストを行いましょう。また、ナノ粒子の日焼け止めは、皮膚に吸収されやすいという懸念がありますが、現在の研究では重大な健康リスクは示されていません。

まとめ

子供の日焼け止め使用は、皮膚を守るために非常に重要なことがわかりました。

日光浴は健康にとって重要ですが、紫外線によるダメージを避けるためには日焼け止めの使用が必要です。特に子供の肌はデリケートであり、適切なケアが求められます。日焼け止めを正しく使用し、健康的な日光浴を楽しみましょう。紫外線対策として、日陰を利用したり、帽子や長袖の衣服を着せることも有効です。

これから外遊びが楽しい季節です!日焼け止めを正しく使って遊びましょう。

おすすめの日焼け止め5選もあわせてご覧ください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次