一番大変だった試験と試験に合格する秘訣!

これまで様々な受験をしてきました。

大きなものだと、中学受験に始まり、大学受験(+2回目の大学受験)、医師国家試験、専門医試験など。

どの試験が一番辛かったかというと、ダントツで専門医試験!と即答できます。

でも「なんで辛かったか?」については即答できません。

そこで、なぜ専門医試験が最も辛く大変な試験だと感じたかを考えてみたいと思います。

目次

そもそも専門医試験とは?何年で取れる?

専門医試験を受けるためには、医学部を合わせると12年間の年月が必要です。

外科と内科では制度が異なりますので、現在の内科の制度に則り記載します。

内科系の専門医が取得できる年齢は、現在の制度だと最短でも30歳ということになります。

医学部6年(現役生なら18歳〜24歳)
↓
初期研修2年(24歳〜26歳)
↓
後期研修3年(26歳〜28歳)
↓
医師6年目で内科専門医試験に合格(29歳)
↓
医師7年目に〇〇内科専門医試験受験!(30歳)

というかんじです。長い・・

ちなみに、内科専門医の一覧はこちらです。

  • 循環器
  • 消化器病
  • 呼吸器
  • 血液
  • 内分泌代謝
  • 糖尿病
  • 腎臓
  • 肝臓
  • アレルギー
  • 感染症
  • 老年病
  • 神経内科
  • リウマチ
  • 消化器内視鏡
  • がん薬物療法

専門医試験の勉強、何が大変だったか

受験人数が少ないので対策本などが売っていないこと

公式の過去問がある科もありますが、とにかく傾向と対策ができませんでした。模試などももちろん無いので、自分のやっていることが合っているかどうか不安でした。

仕事、子育てなどと同時進行であること

覚えたい内容は印刷して壁に貼り、子供のご飯を作りながら覚えました。受験生だからといって仕事も休めないので、隙間時間でしか勉強できないのも不安でした。

まわりに勉強仲間が少ない

これまでの受験なら、同級生みんなとの受験で友達と情報を共有しながら勉強できました。結構楽しかったです。しかし、専門医試験は孤独であることが多いのではないでしょうか。一人で夜中に勉強するのは辛いです

プレッシャーがすごい

先輩たちが合格してきているという事実が、試験直前になるとものすごくプレッシャーでした。これ落ちたらどうなるんだろうとドキドキしました。

合格した時の嬉しさが尋常じゃない

辛く不安で大変だった分、合格した時の嬉しさはひとしおです。嬉し過ぎてたくさん飲みました。

これから試験を受ける方へ、試験合格の秘訣

どんな試験もとにかくアウトプットが大切です。今日インプットしたことを、架空の友達に向かって説明してみてください。できなければもう一度インプットからやってみる!孤独に勉強するのは悲しいので、架空のお友達(自分より少し勉強が追いついていない)を作り、説明してあげましょう!

資格試験っていいよね

そして悲しいかな、このような受験人生を送るうち、私は何か試験を受けていないといられない体質になってしまいました。医学に関することではなくても良いのです。

今年は簿記3級を受けようと思っています

一人だと続かないので、まとめ記事をかけるように勉強していきたいと思います!

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